東京都の小池知事が新設住宅に太陽光発電の設置を義務付けるという話で散歩両論盛り上がっていたけれど、一般的には環境政策の手段としては、義務化=法規制よりも、金銭的なインセンティブ=補助金で、より環境負荷の小さな技術を導入する方法が取られている。
飴と鞭という言葉があるが、もっぱら飴を配るばかりだ。
例えば、岡山市では
令和4年度岡山市住宅用スマートエネルギー導入促進補助事業
岡山市では、脱炭素社会の実現に向け、エネルギーを創って、ためて、賢く使うことにより、エネルギー利用の最適化・効率化(以下「スマートエネルギー化」という。)を推進するため、市内の住宅にスマートエネルギー化に資する機器を導入した方及び、環境性能に特に優れた自動車等を導入した方に対し、経費の一部を助成します。
https://www.city.okayama.jp/kurashi/0000015908.html
ということで、下記の表のような補助金を出している。
脱炭素ビジネスでは絶対に外せない技術ばかりである。
今までは、生活に便利なもの役に立つものを売っていた会社も、これからは、脱炭素に貢献できるシステムや設備を売り、持続可能なサービスを提供するべきである。
そうしないと社会に受け入れてもらえない時代になったのである。
2050までにCO2排出量をゼロにするためには、再生可能エネルギーだけで生活することが求められるのである。
★ちなみに、私は産業部門は原子力がないとカーボンセロは無理だと考えます。