断熱・遮熱塗料では補助金がもらえない理由

省エネ商材を取り扱う上で注意が必要なモノ

 

それは、

省エネ設備投資の補助金の対象にならない商材だ。

その代表選手が遮熱塗料だ。

遮熱塗料は太陽光を反射して、熱の吸収を緩和する。
(ただし、白色のペンキはほぼ同じ効果を発揮するらしい)

その上で、
特殊な素材により、塗料の中に空気の粒を作る事により、
断熱効果を発揮する仕組みが一般的である。

様々な製品が存在し、
工事代込みで営業している場合がほとんどだ。

遮熱塗料は、断熱のために混入される素材により、
その性能の耐久性に差があるようだ。

良いモノだと10年以上、
安物だと数年で、その遮熱効果が薄れて行く。

工場の折半の屋根なんかでは、初めはそれなりの効果がある。
(今では太陽パネルの方がメリット大である)

価格も安く、簡単に工場の作業環境を改善することができる。

しかし、
エネルギー使用合理化等事業車支援などの

補助金の対象にはならない。

 

補助金の対象にならない理由はいくつかあるが、

補助金の申請書では、
省エネの効果を計算で示さなければならない。

そのため、
省エネ効果が理論的に算定できないものは、
審査員を納得させる事が難しい。

環境省が一時期、
遮熱塗料の効果についての実証実験を行っていた。
その成果は聞こえてこないので、芳しくないのだろう。

おそらく、
室内の温度が上がるスピードが緩和されるが、
耐久性の検証などが難しいのだと思う。

そもそも、そんな理由より、根本的な問題として、

証拠写真が撮れないことが最大のネックだ。

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現地審査をしても、
いつ塗料が塗られたのか、
それがどの程度の性能のモノか証明することができない。

目に見えないモノでは補助金が出ないのだ。

それは、
数年来ブームになっていたエアコンの冷媒を入れ替える
という省エネ技術も同様である。

対象が気体では目に見えないし、写真も撮れない。
かって、広島で遮熱塗料を塗った作業用のヘルメット
大ヒットさせた遮熱塗料のメーカーがあった。

その会社は、代理店制度により、加盟金を相当集めていた。

私は、その会社の社長から相談を受けて、
塗料が補助対象になるか画策してみたが、当時はダメだった。

ヘルメットのブームが去って、
社長本人も行方不明になってしまった。

その話は、今は封印している。

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